■ 熱き想いを呼び覚ます
青年会議所活動は1949年に東京で、敗戦後の時代背景の中「新日本の再建は我々青年の仕事である。」という覚悟のもとから始まりました。
その2年後の1951年、「全人類光明は、われわれ青年会議所の純粋な正義感と、目的完遂の確固たる実行力にうらづけられて初めてその輝きを見出し得る。」という高潔な宣誓のもとに志を同じくする日本各地の青年会議所が、合寄って日本青年会議所が生まれました。我が小千谷青年会議所は1959年に高野初代理事長を始め、志ある先輩方が創設されました。創設当時の想いは我が故郷「愛する小千谷」を「明るい豊かな小千谷」にしたいという熱き想いだったに違いありません。今、我々現役メンバーに足りないものは何でしょうか。私はこの創設当時の熱き想いが一番欠けているのではないかと考えます。
では、この熱き想いを呼び覚ますにはどのようにすればよいか。呼び覚ましてどうすればよいか。私は今の時代を見つめ直すこと、そしてその見つめ直したことを手法や表現方法は異なったとしても、我々にできる形で実行に移していくことだと確信しています。
■ 何ができるか
メンバーの減少が全国的に叫ばれている中、小千谷青年会議所は他のLOMに比べて地域対のメンバー比率は高いといえる現状があります。このことは今までの小千谷青年会議所の活動自体が決して間違った方向に進んでいなかったことを表しているといっても過言ではありません。しかし、この先の数年を見据えて地域への積極的な事業参画、若き人材の育成、真剣な態度での熱い想いを伝えての会員拡大等をしていかなければ、小千谷青年会議所も確実にメンバー減少の問題につながっていくと感じています。メンバーが減少してからでは遅いのです。今から熱き想いで切磋琢磨してJCメンバーとしての資質を高め、我々に「何ができるか」を考えて目的完遂の確固たる実行力をもって行動していかなければ明るい豊かな小千谷の実現は不可能といえるでしょう。
継続事業といえども例外ではありません。目的を再確認し、今までの経緯を検証しながら改革していくことが求められると思いますし、場合によっては今の時代にそぐわない事業は終わりにする決断も必要であろうかと思います。
そして、今後の青年会議所活動を大幅に考えさせられる「新公益法人制度」がいよいよ2008年10月から始まります。メンバー全員で理解し、進むべき方向を見いだしたいと考えております。
■ 小千谷魂
最後になりますが我々は原点にもどり、理想・夢・目標を持って美しい小千谷を創るべく、そして我が故郷の顔とならんとして、活発に大いなる絆と志をもって努力し、前進して行かなくてはなりません。 社団法人 小千谷青年会議所のメンバーであること、その小千谷魂に誇りを持ち、次世代へ引き継がれるよう邁進いたします。
【 事業計画 】
- 全メンバーでの会員拡大
- 「明るい豊かな小千谷」へ向けての地域づくり
- これからのJCと地域の検証
【 重点事業 】
- 深川JC交流事業
- 公益法人制度改革へ向けての検討及び提言
- おぢやまつり参画事業
- ローカルマニフェスト関連事業
- まちづくり事業
- 合併問題検証
- わんぱく相撲の開催事業
- 教育推進に係わる事業
- LOM情報共有事業
- 会員拡大検証・発信事業
- 例会の充実