2019年度 理事長・各委員長所信

理事長所信

黒﨑 慎一郎

第61代理事長
黒﨑 慎一郎

【基本理念】

文化の継承と新たな価値の創造が魅力あふれる未来を創る

【スローガン】

温故知新 ~受け継がれし英知と 踏み出す勇気と 継続する情熱をもって 明るい豊かな社会を築き上げよう~

2010年に入会してから今日まで、青年会議所を通して出会い、知り得た全ての皆様に心より感謝申し上げます。また、今もこのように多くの皆様からのご理解とご協力をいただき、青年会議所に携わらせていただけることに対し、重ねて御礼申し上げます。

 

【 地域とともに生きる 】

 入会当時を振り返ると、結婚したばかりの私は家庭環境も大きく変わり、仕事も覚えることが山ほどあるなか、焦燥感に駆られるように自己成長と人脈を求めて入会したことを覚えています。今にして思えば本当に自己本位に多くを求め、入会したからには背伸びをしてでも多くを吸収しようと先輩の背中を追いかける日々を過ごしていました。

そんな私の考え方を大きく変えたのは2年目の理事経験にあります。理事長をはじめとする理事メンバーが議論している姿は、この地域が抱える問題を自ら考え、問題解決に向けて何を成すかという正に青年会議所の根幹をなす精神に基づく活動姿勢でした。折りしも大規模災害が発生した際には被災地域に想いを寄せ、私たち青年会議所に何が求められているのかを議論し、積極的に行動する青年会議所メンバーの姿を目の当たりにしました。自らの立場からしか物事を考えない私に対し、自分でも目の前の相手でもなく、両者を俯瞰し、地域の未来を視野に入れる広く高い視点での考え方でした。家庭を構え、仕事をするこの地域の行く末をどこか他人事のように捉え、自分ではない誰かが牽引してくれると考えていた私にとって、自分と地域の関係を根底から覆す経験や学びの機会をこの小千谷青年会議所は用意してくれていました。地域の未来は誰かに委ねるものではなく、私たち青年が自らの行動によって切り拓くのだと。そして、ひとたび災害が起これば率先して行動を起こすのだと。

 

【 祝還暦 原点の思いを受け継ぎ力強く未来へつなぐ 】

私たち青年会議所の運動の原点とはどこにあるのでしょうか。

終戦から間もない1949年9月3日、「新しい日本の再建は我々青年の仕事である」という一文が記された設立趣意書とともに始まった東京青年商工会議所(現公益社団法人東京青年会議所)の運動は全国各地へと広がり、今日では「明るい豊かな社会の実現」を目指して全国に695ある各地青年会議所がJC運動を展開しています。

ここ小千谷の地でも高度経済成長の真っ只中となる1959年9月21日、初代理事長高野雅先輩をはじめとする志高き青年の手によって小千谷青年会議所の歴史は始まり、本年度で創立60周年の節目を迎えます。創立以来いつの時代も地域の問題を自ら提起し、問題解決に向けて率先して行動された先輩諸兄の歩みは多岐に渡り、私自身も知らず知らずのうちに恩恵を享受していると言っても過言ではありません。時代背景によって形は様々ではありますが、基となる精神に変わりはありません。自らの周りにある問題を自ら提起し、問題解決に向けて率先して取り組むことが私たち青年の仕事であり、JC運動の原点です。

 

遠くへさまよう 旅人よ

聴け この鐘のきこえる路は

みな真心へ もどる道だ

                                         (詩:西脇順三郎)

 

この詩は初代理事長高野雅先輩が中心となって小千谷市街を望む船岡山山頂に「舟陵の鐘」を建設した際、記念碑に刻まれた詩です。創立から60年経った今、現役メンバーの一人としてこの詩を詠み、当時の先輩諸兄に想いを馳せる時、私たち小千谷青年会議所の原点が何処にあるのかを教えてくれる灯台のようにも感じられます。

創立以来変わらぬ精神を連綿と受け継ぎ、60年という歴史を紡いでこられた先輩諸兄に心からの感謝と敬意を表し、小千谷青年会議所の精神を受け継ぐとともに、未来を切り拓くのは私たち青年の仕事であるという自覚と覚悟を胸に「明るい豊かな社会の実現」を目指して邁進していきましょう。

 

【 地域の未来に何をつなぐか 】

魅力ある地域の定義とはなんでしょうか。決してひとつの物差しだけでは比べることのできない話であり、地域規模によっても捉え方が全く異なるものと考えます。

私が生まれ育った小千谷市片貝町には世界一の四尺玉花火をはじめ、想いを込めた花火を神社に奉納する奉納煙火で有名な片貝祭りがあります。毎年9月9日、10日に開催され、全国各地から大勢の見物客が人口4,000人に満たない町を訪れます。子供の頃には一回りも歳の離れた近所のお兄さんに祭り囃子を教わり、自らがその立場になれば地域の子供に同じように教え伝えていく。そして人生の節目節目にはそれまでにいただいた感謝の想いとともに奉納煙火を打ち上げ、夜空に咲く大輪の花火を見上げては今を大切に精一杯生きていることを実感する。そんな経験を積むなかである思いが芽生えてきました。「ここで暮らしたい。ここで子供を育てたい。」しかし、私が魅力と感じた部分は片貝祭り当日の華やかな一面ではなく、普段から当たり前のように繰り返される何気ない近所同士の挨拶や、年齢に関係なく地域のことにひとつとなって関わっている姿勢にあります。  

地域にはその地域に根付いた文化があり、文化に触れて生活する中で「らしさ」が形成されることを経験してきた私にとって、地域の未来に何をつないでいくかと問われた時、真っ先に思い浮かぶ言葉は文化です。もちろん少子高齢化、人口減少に伴う地方消滅が足音を立てて近づいているなかで、住みよい社会、子育てしやすい社会、人口の流出に歯止めをかけ、雇用促進、定住促進を促す事業を考えることは大切です。しかし、地域に根付いた文化が欠落しているのであれば何を持って片貝人なのか、小千谷市民なのか、新潟県民なのか、そして日本人なのかが曖昧になります。

今の時代はどうでしょうか。高度経済成長を成し遂げ、利便性を追い求めた結果、望めば瞬く間に世界とつながる環境が私たちの価値観や生活様式に変化をもたらし、新たな文化が定着してきている一方、本来私たちの生活と寄り添っていた地域独特の伝統文化、生活と密接に関わっていた伝統産業はどこか距離を感じる遠い存在になりつつあります。「らしさ」を失った地域に魅力は感じられません。日本人らしくあることは日本の文化に触れるなかで身につくのであれば、この地域の「らしさ」はどこから生まれてくるのでしょうか。失って初めて気付くことが無いように歴史をしっかりと紡ぎ、未来を担う子供たちにつなぐべき文化とは何かを真剣に議論する必要があります。

この点については明るい希望もあります。高度情報化や人工知能がもたらす近未来像の対極として、人間的な生き方とは本来どうあるべきかという疑問とともに精神的なこころの在り方が重要視され、感性を豊かにする文化や芸術への関心が幅広い年齢において高まっています。結果、それまで遠い存在であった伝統文化や産業に関心が高まるなか、伝統を継承しつつも新たな価値や表現が生み出され、若い世代においても地域独特の伝統文化や伝統産業を知り、身近に触れ、その奥ゆかしさを理解する機会や取組みが各地で芽ばえています。

革新の連続が伝統を築き上げるという言葉があるように、この地域に受け継がれる文化をより良い方向へと昇華することで、外へと広がった意識を内側へと向かう求心力に転換することが可能だと考えます。伝統工芸品をそのままの形で捉えるのではなく、技術・素材・歴史といった各要素に分解し、理解することで、今まで合わさることのなかった他の要素と長所を引き立てつつ掛け和える可能性が拡がることも一例です。伝統文化に脈々と受け継がれた世界観は私たちの精神性を高めるだけではなく、世界中の人々を魅了する可能性も秘めている原石と理解し、常に感性を研ぎ澄まして磨き続ける必要があります。簡単に世界とつながれる今の時代だからこそ、この地域から世界に想いを馳せるだけではなく、世界からこの地域を考える広く高い視点での新たな価値の創造が魅力あふれる地域の未来を創ると考えます。

 

【 伝統と革新 百聞は一見に如かず 】

私たちは地域の魅力をどれだけ理解しているのでしょうか。

 

山あり河あり 暁と夕日とが 綴れ織る この美しき野に

しばし遊ぶは 永遠にめぐる 地上に残る 偉大な歴史

(詩:西脇順三郎)

 

越後山脈と越後平野が交わり、大河信濃川が大きく蛇行を始めるこの地域には風景だけを切り取ってみても山間から街中、河川、平野に至るまで心に染み入る多様な景色、情景に溢れています。もちろんそこには遠く昔から受け継がれてきた風習や信仰、確かな技術によって継承される技の数々、季節によってこの地域に華やかな彩りを添える風物詩、大きな時代の流れによって築かれた歴史も、そこに住み暮らす人々によって創られる営みも、そのひとつひとつが受け継がれてきた有形無形の伝統であり、地域の魅力となる可能性を有しています。

  このような地域の魅力を内外に広く強く発信することや、新たな価値を創造して活路を切り拓く取組みはここ小千谷を含め各地の地域活性、郷土愛醸成においても力を入れて取組むべき重点課題であると考えます。しかし、私たちは何か新たな取組みを始める時や現状よりも高みを目指す際には次の言葉を無意識のうちに意識してしまうのではないでしょうか。それは「革新的であれ」という言葉。地域活性のみならず、企業や組織の改革、ひとつの商品開発をとってみても当てはまることかも知れません。

私たちは常に伝統と革新という相対する関係のなかで物事を捉え、多くの場合が伝統とは重苦しく、変化を拒み、近寄り難いものであり、反対に革新は変幻自在で目新しく、発信力、注目度を期待できるものと捉えてしまうのではないでしょうか。確かに私たち青年は失敗を恐れずに行動することが大切であり、失敗から学ぶことが成長に繋がるのであれば、新たなことへと挑戦することは称賛されるべき行いだと考えます。大切なことは既に確立している伝統こそ私たちが積極的に学ぶべきであり、革新とは責任を伴う重く厳しいことであると理解した上で実行に移す時、初めて他者からの評価に対する真摯な姿勢が生まれ、本当の意味での称賛に値する機会に巡り会えるものと考えます。

 

百聞は一見に如かず、百見は一考に如かず、百考は一行に如かず、

 百行は一果に如かず、百果は一幸に如かず、百幸は一皇に如かず。

 

聞くだけではなく、実際に見てみないとわからない。見るだけではなく、考えないとわからない。考えるだけではなく、行動するべきである。行動するだけではなく、成果をあげなくてはならない。成果をあげるだけではなく、それが幸せや喜びに繫がらなくてはならない。自分の幸せだけではなく、皆の幸せを考えることが大切である。

 

受け継がれる伝統に馴れ親しみ、楽しく学ぶ機会を積極的に創出することから革新への第一歩は始まります。

 

【 ありふれた日常に感謝するこころ 】

 私たちは一体どれだけの恩恵を受けて生きているのでしょうか。

夜空を見上げては星々の煌きに宇宙の壮大さを感じ、太陽を讃え地上に在ることを謳歌している花々の姿に一筋の美しさを感じるように、この世に生を受け、愛し愛される喜びのなかで成長する子供たちは毎日が新たな発見の連続であり、あらゆるものに価値を見出しては存在を認め、幸福と感動に満ち溢れた日々のなかで成長しています。しかし、大人になるにつれ、私たちはつい足りないものばかりに意識が向いてしまい、星空も見上げず、足元の花にも気付かず、身近にいる人の存在もどこか当たり前のように感じてしまうことはないでしょうか。

求め続けることは時として満たされることのない苦しい生き方であるのに対し、足るを知り、今あるものに感謝する生き方は豊かに生きるために必要なこころの在り方です。感謝のこころを持てば失敗や苦労も経験や学びとなり、日常の何気ないひとつひとつが多くの方の支えや努力、愛情の上に成り立っているものと理解できます。人は自分の力だけで生きているのではありません。自らの弱さを認め、感謝するこころを大切にし、今があるのは当然のことではなく、沢山のものに自分が生かされていることを自覚することで相手を敬う礼節としての心を育み、礼儀としての言動に現れます。心の中で思っているだけでは伝わらないこともあります。「ありがとう」と言葉にして伝えることも大切です。未来を担う子供たちに対し、感謝のこころを大切に生きて欲しいと望むのであれば、まずは私たち大人が感謝のこころを大切にして子供たちと接していきましょう。

 

【 終わりに 】

 明るい豊かな社会の実現を目指す私たち青年会議所にとって、会員拡大とは絶え間なく続くJC運動そのものであり、今こうして私たち現役メンバーが青年会議所に所属できていることも先輩諸兄が連綿とこの組織の拡大を継続し、時代に合わせた運動を展開されてきたからに他なりません。しかし、近年、経済状況や社会情勢の変化に伴い、全国的に青年会議所の会員数は減少傾向にあり、小千谷青年会議所においても深刻な問題となっています。では何故深刻な問題となるのでしょうか。それは、多種多様な業種、幅広い年齢の青年が集まり、奉仕・修練・友情の三信条のもと、明るい豊かな社会の実現を理想とし、次代のリーダーとならんとする気概を持って活動する私たち青年会議所の根幹を成すものが「ひと」であるからです。

 まちづくりはひとづくりと言われるように、青年会議所は人財を輩出することでもまちづくりに貢献しています。そして、ひとづくりの過程において、会員同士が切磋琢磨することで人間力が磨き上げられ、結果として青年会議所組織も成長し、歩みを続けていけるのです。会員拡大とは私たちが背負っている未来のまちづくりに本気で取り組んでいる証です。今、私たち青年会議所メンバーに最も必要なことは、会員拡大の必要性と会員数減少の原因をしっかりと議論し、一人ひとりが、自覚と覚悟を持って取り組む姿勢です。私たちは何故この団体に所属しているのか、青年会議所とはどんな団体であるのかを語れるだけの活動をしているはずです。この団体に入会し、感じ得たことを自らの言葉で語り、しっかりと思いを伝えることが、団体、そして地域の未来のためであると信じています。青年会議所の長所である多様性と即応性を活かし、時代の変化を捉えて率先して行動できる機動的組織で在り続けるため、現役メンバーの一人ひとりが会員拡大に真正面から向き合っていきましょう。

原点の響きと共に委員会

米岡 良太

委員長
米岡 良太

1959年9月21日、「英知と勇気と情熱」をもった志高き先駆者の手によって「明るい豊かな社会の実現」を目指して小千谷青年会議所は産声を上げました。そして、1962年9月、「この鐘のメロディーによって、明るい希望をもち、よりよいあすの社会をきずきたい」という思いから、初代理事長高野雅先輩を中心に、第4代理事長堀井勝先輩のときに「舟陵の鐘」が船岡山山頂に建設されました。

本年度、小千谷青年会議所は60周年を迎えます。今、私たちがJAYCEEとして活動できているのは、ご理解とご協力をいただいております関係各所の皆様はもちろんのこと、愛する地域のため、課題を自ら提起し、解決に向かって率先して行動されてきた先輩諸兄が、60年もの間この精神を連綿と受け継いできたからに他なりません。また、「明るい豊かな社会の実現」を目指す私たちにとって、今もなお鳴り響く「舟陵の鐘」は、原点を教えてくれる灯台のような存在であると感じております。60周年記念式典を行わせていただくにあたり、私たちは歴史を紡ぐ者として、今一度原点に触れ、先輩諸兄への敬意と感謝を胸に、強い覚悟をもって行動しなければなりません。

そして、小千谷青年会議所の歩みと地域の魅力を地域の皆様をはじめ、関係各所に広く発信し、ご理解いただくだけでなく、現役メンバーがこれまでの歴史を再確認し、新たな試みに向けた更なる進化を目指します。

最後になりますが、5年後も10年後も、関係各所の皆様より変わらぬご指導ご鞭撻をいただけるよう、そして、断固たる決意をもって入会してくれた次代を担う若いメンバーが誇りをもって活動できるよう、途切れることなく毎日4度流れる舟陵の鐘の響きと共に、一年間邁進していく所存ですので、何卒よろしくお願いいたします。

【事業計画】

1.10名以上の会員拡大

2.60周年記念式典の企画・設営

3.60周年記念祝賀会の企画・設営

4.原点回帰事業の企画・運営

5.60周年記念誌発行

6.6月例会の企画・設営

7.9月例会の企画・設営

ふるさと学び舎委員会

相﨑将人

委員長
相﨑将人

私たちが住む小千谷は、大河信濃川が流れ、その信濃川が形成した河岸段丘と美しい山々に囲まれた自然豊かなまちです。また、豪雪地帯である厳しい気候風土を生きた先人達は、忍耐強い気質と知恵で魅力ある伝統、文化、産業を創り出しました。ユネスコ無形文化遺産に登録されている「小千谷縮」、約400年の歴史があり国の重要無形民俗文化財に指定されている「牛の角突き」、泳ぐ宝石とも呼ばれ世界的にも注目されている「錦鯉」、約400年の歴史があり四尺玉が打ちあがる「片貝まつり」、からくり万灯がお囃子とともにまちを練り歩く「おぢやまつり」など、多くのすばらしい伝統があります。

しかし、地域に息づく伝統は敷居が高いものだと感じ、伝統の本質に触れる機会が少ないのではないでしょうか。小千谷の伝統の良さを相手に伝えようとした際、本質を理解していないとうまく伝えることは出来ません。物事の本質を学び理解することで初めて相手に伝えることができるのではないでしょうか。伝統を学び、伝統を重んじ、その良さを再確認することで、新しい知識やものの見方を発見する第一歩となります。

本年度、私たちは小千谷の歴史ある伝統を体験し学び再確認、再発見をしてまいります。百聞は一見に如かずで、まずは小千谷青年会議所メンバーとともに率先して、先人達から受け継がれてきた小千谷の伝統を身近に触れて体験することで、背景を知り、経験を通して肌身で感じ取り学びます。その経験が次の行動につながります。

私たちの委員会名「ふるさと学び舎」は今も息づく伝統の本質を学んで、新たなものの見方を発見するきっかけになってもらいたいと思い名付けました。飛び込む姿勢、取り組む姿勢を大切にし、楽しく学ぶ機会を創出することで、小千谷青年会議所の新たなるアクションにつなげていけるよう邁進していきます。

【事業計画】

1.10名以上の会員拡大

2.地域の伝統に親しむ体験型事業の開催

3.JC諸会議、諸大会への参加推進

4.2月例会の企画・設営

5.7月例会の企画・設営

6.11月例会の企画・設営

革新めばえ委員会

大川 嘉人

委員長
大川 嘉人

自分の暮らすまちに愛着と誇りをもっていますか。明るく元気な人々の集う小千谷市を創れるのは、ほかの誰でもありません。私たち自身です。

私たちの暮らす小千谷市は日本一の大河信濃川の恵みとともに営まれ、四季折々の魅力が溢れています。春を告げる風船一揆、夏の豪快な花火、秋の黄金色に輝く棚田、冬の小千谷縮の雪晒し、豊かな自然と独自の伝統文化、伝統産業が調和した美しいまちです。今あるこのまちの全ては、多くの先人達が幾多の試練を乗り越えて現代につないできたものです。その先人達に思いを馳せると感謝と尊敬の念が深まります。そして今度は私たちが、このまちの未来へ何をつないでいけるのかを真剣に考える必要があります。

私たちの生活は豊かになり世界中とつながれる時代になりました。色々な情報を手に入れることもできれば、発信していくこともできます。そんな情報は私たちに欠かすことのできないものになりました。その豊かな生活は私たちの意識を外にばかり向けてしまい、身近にある大切なものを置き去りにしているように感じます。このまちの風土から生まれた伝統文化、伝統産業は世界中を見渡してもこのまち独自のものです。私たちの身近なところには、かけがえのない魅力が溢れているのです。

当委員会では、かけがえのない魅力である地域独自の文化を、今までと違った様々な角度から見つめ、細かく分類し、どのように伝えていけば愛着と誇りをもってもらえるかを考え、革新をテーマに未来のまちへ向けた活動を行ってまいります。地域独自の文化や先人の知恵と今を生きる私たちの感性や感覚を和えることでお互いに本質を引き出し、そこに生まれた革新のめばえはやがて明るい豊かな社会を育み、自分のまちへの愛着と誇りにつながっていくと信じています。このまちに愛着と誇りをもつ一人の市民として、明るく元気な未来のまちのために覚悟をもって邁進してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

【事業計画】

1.10名以上の会員拡大

2.未来思考で考えるまちづくり事業

3.文化の中に地域の魅力を感じる事業

4.世界から地域の未来を考える事業(60周年記念事業)

5.4月例会の企画・設営

6.10月例会の企画・設営

ふみだす一歩委員会

金澤 竜也

委員長
金澤 竜也

私が青年会議所を知ったのは、私の子供が小学5年生の時わんぱく相撲県大会に出場することになった時です。大会にむけての練習会が始まり、そこで目にしたのは子供たちのために労を惜しまず練習会に参加するメンバーの姿でした。その後、入会の話をいただき、わんぱく相撲で子供がお世話になった青年会議所に恩返しがしたいという気持ちで入会しました。そして卒業の年にわんぱく相撲を担当する委員会の委員長になれることはとても光栄であるとともに、これからのまちの未来を担う青少年のために率先して行動したいと考えております。

健全な青少年の育成とは一体どの様なことなのかを考えた時、まずは目上の人に対する言葉遣いや礼儀を知る機会が減ってしまっている子供たちに、それらの大切さを伝えていくこと。もう一つは、与えられた機会に目標をもって挑戦し、その過程で支えてくれる親や地域の方の温かさや厳しさに触れることで、ありふれた日常の大切さに気づき感謝すること。更には、感謝のこころを伝える場、親と子の絆を育む場というのも減ってしまっていると感じ、親と子が触れ合うことの出来る機会を提供していくことも必要であると考えます。わんぱく相撲小千谷場所で、子供が相撲に打ち込む姿を見た親が自分の子供を一生懸命応援することにより、新たな親子の絆が生まれるような大会にしたいです。

 わんぱく相撲小千谷場所は今回で33回目の開催となりますが、各ご家庭をはじめとし、行政や学校ならびに相撲連盟など多くの関係諸団体の皆様のご協力のもと、多くの子供たちより参加いただいております。親子がともに挑戦し、成長できるそんな事業を創り上げられるようメンバー一同全力で取り組んでまいりますのでよろしくお願いいたします。

【事業計画】

1.10名以上の会員拡大

2.ありふれた日常に感謝するこころを育む事業と取組み

3.わんぱく相撲小千谷場所の開催

4.わんぱく相撲県大会への参画

5.わんぱく相撲全国大会への参画

6.5月例会の企画・設営