2012年度 理事長・各委員長所信

理事長所信

山﨑 達也

第54代理事長
山﨑 達也

【基本理念】

自らの変革はすべての変革をもたらす

【スローガン】

伝心
〜先人、まち、未来、そして感謝の伝え〜

【はじめに】
10年前、自分を変えたくて自ら門を叩いて入会をしました。けれど当初は、ただ自分勝手に振る舞い、いつここから逃げ出そうか、そんなことしか考えてなかったように記憶しています。意に沿わないことはやらず、また言葉の端々に疑問を抱き、活動をしない言い訳に使っていました。そんな時にたった一つの「きっかけ」から、私の青年会議所活動は大きく変化をしていきます。「きっかけ」は些細なことかもしれません、ただその「きっかけ」は皆さんに平等に与えられています。それを自分の中でどのように感じ取ることが出来るのかで、「きっかけ」はただの事柄になってしまうのです。当然のことながら社業、家庭、団体の活動をバランス良く行なうのは簡単なことではありません。活動をどのように行なっていくのかを決めるのも自分自身です。ただ皆さんが「自分を変えたい」そんな想いを少しでも持っているのならば、この団体に所属しているメンバーが平等に持ち合わせている大きな魅力を、自らの手で掴み取り、この団体の目指すものとともに歩んでいきましょう。私が今こうしてここにいることが出来るのは多くの「人」のもたらす「きっかけ」に巡り会えることが出来たからです。

【先人からの伝え 〜JC力〜】
たくさんの「人」に出会い、時には叱責され、時には褒められ、「今わからなくても後でわかる」そんな言葉に疑問を感じながらも、「あの人のようになりたい」そんな想いでがむしゃらに背中を追いつづけてきました。私たちの見てきた先輩たちは凛として誇りを持ち、自らが汗を掻き、そして「後輩たちに何かを残さなければならない」、そんな使命感にも似た、熱き想いを感じることができました。もちろん「まち」に対しても。しかし、今の私たちはどうでしょうか。組織に属しながらも「自分らしさ」を言い訳に自分勝手な解釈でJCを語ってはいないでしょうか。自由奔放に振舞う言い訳に使ってはいないでしょうか。組織の中で「自分らしさ」を謳うのであれば、まずこの団体の歴史を知り、基礎を学び、そしてしっかりと存在意義を認識することが必要です。決して独善的ではないJCを語れるようになり、そこに行動が伴ってこその、真っ当な「自分らしさ」を発揮してください。メンバー一人ひとりの真っ当な自分らしさは組織全体の力に変わり、その力は「伝え」るために最も必要なことなのです。「和して同ぜず」という言葉があり、「同」とは意見も考えも持たずに周りにただ同調するという意味です。「和」とはしっかりと自分の意見、考えを持った上で周りと協調をするという意味です。「明るい豊かな社会」を築くという基本理念に基づき活動をする団体です。そこがブレてしまっていては、私たちは「同」でしかなくなってしまいます。「和」を以って事を成すことが更なる力になります。自らが所属する団体への不平不満、そして活動への批評は誰しもがすることができます。しかしそれは自らに向けている言葉だと立ち止まり、活力に変えるべく一歩を踏み出し、行動に移してみようではありませんか。和を以つチーム(団体)が個の力を引き出し、お互いが走る背中を見せ合うことで、仲間に想いを「伝え」ることができるのです。

【まちへの伝え 〜ともにきづく〜】
「まち」は、市民、市民の代表である議会、そこで決まったことを実行する行政が重要な要素であることは間違いありません。「まちづくり」という括りで考えると、環境、文化、産業、経済、都市計画などハード、ソフトを問わず様々な視点で捉えることができます。それではこの団体の謳う「まちづくり」とは何でしょうか。私たちの住むこのまちには、まだまだ改善を行わなければいけない課題がたくさんあります。しかし、その必要性を感じるのも、改善をするのもそこに住む私たちです。そのためには、私たちを含めた市民の意識変革と、この「まち」に必要とされる人材の育成が必要であり重要となります。「まちづくりはひとづくり」とも言われています。だからこそ、この団体の活動や運動で自らを高め、まちに必要な存在になることは「づくり」において重要なことであります。併せて、「まち」に活動、運動の発信をする必要もあります。市民が何を求めているのか、そこに行政や各種団体がどのように携わっているのか、その中でこの組織だからこそ出来る事、すべき事を見出し、「まち」のために継続的に、長期的に活動することが重要です。広い知識と見識を持って実践をする「知行合一」のまちづくりこそがこの団体に課せられた使命です。私たちのまちが豊かであって欲しい、そこに暮す人が明るく笑顔であって欲しい、と願う心は「づくり」に携わる人の共通するところです。その心を活動で「伝え」ることが「づくり」への運動と形を変えていくことでしょう。

【未来への伝え 〜大人の背中〜】
子どもは「大人を映す鏡」であるならば、このまちの未来を担う子どもたちには、一抹の不安を感じることがあります。学校・地域・家庭と三位一体であるべき子ども教育は分断され、そこに関わる大人の存在も共通ではありません。この三位一体のどれかひとつが欠けても真の子ども教育からかけ離れてしまいます。だからこそ教育の環境作りが重要であり、それを改善していくのは私たち大人の役割であります。故に子ども教育とは大人の問題だと認識をしなければなりません。その時代ごとに「最近の若者は・・」と言われ、時代や時の学校教育に責任を転嫁し、自分たちが稚拙であるが故の弊害であるということから、目を背けてきた結果ではないでしょうか。現在のこの「教育」を作り上げてきたのは、その時代の大人たちなのです。そして、この団体に所属している私たち自身がまさに子育て世代でもあり、しっかりとした道徳観、倫理観を持つ、自律のできた真の大人でなければなりません。教育は不変であるがこそ、焦点をしっかりと絞り込み、共通認識と長期的計画性を持って活動しなければなりません。子どもの未来を案じ、今「大人として」の在り方を鑑み、大人自身の意識、行動の変革こそがその第一歩となり道標となるはずです。私たちが真の大人となり、胸を張って子どもに行動を「伝え」ることが、未来を拓きます。

【未来への伝え 〜人材を人財へ〜】
全国的にもこの地域においても、メンバーの減少は深刻な問題です。なぜ深刻な問題なのでしょうか。そして会員拡大は何のために行うのでしょうか。団体としての活動する予算の確保も重要ですが、何よりもまちづくり、自己変革、組織力においても重要なファクターである「人財」に重きをおくべきでしょう。この団体に所属している自らが「JCとは・・・」と語れず、先人から受け継いできたであろう誇りを語れず、活動に対して熱く想いを語ることが出来ないから、減少に歯止めがかからないのです。想いが伝わらないから「人財」はこの団体に魅力を感じることなく、入会の意志を固めてくれないのではないでしょうか。とともにこれからのこの団体の現状から目を背け、他人事のように会員拡大の必要性を受け流してはいないでしょうか。これから3年間の間に何人のメンバーが卒業し、約何人のメンバーが残り、活動を継続していかなければならないのかを答えられないことが、すでに問題だと感じます。自らがこの状況に危機感を持ち、自らを高めるため、そして活動をより活性化するために「人財」を集う。そしてその人材に、現在活動をしているメンバーが経験と責任とそして和を以って導くことで、自らにも組織にも、そして「まち」にとっても、かけがえのない「人財」へと変化を遂げると確信をしています。在籍年数の残り少ないメンバーは後輩のために、そして今後を担うメンバーは自らのために、この団体で体感している魅力を熱く、熱く「伝え」る事が、この組織の未来のためであると信じています。

【感謝の伝え 〜原点〜】
私たちがこの団体で行う事柄には、誰かがどこかで必ず時間を費やし、もがきながらも前に進むことで、事が成り立っています。そして周りに協力してくれている人がいるからこそ成り立っています。これはひとつの会議でも、事業でも、懇親会でも全てにおいて言えることです。「誰かがどこかで」を忘れずに、成り立つことへの感謝を忘れないでください。
そして現在活動できているのは、メンバーはもとより55年の歴史が礎となっています。先人たちが残してきた足跡、精神、誇り、そして心をしっかりと受け継ぎ、前に進むことが出来ていることへの感謝を忘れないでください。そしてその活動を支えているのは当然のことながら会社という基盤があるからなのです。世襲にて会社を引き継いだ人が大半だと考えます。その私たちは社会から正当な評価も得ずして、会社内においての地位を与えられてきました。それに甘んじることなく自らを切り拓き、自らを高め、持ち帰ることこそが、会社への恩返しでもあり、感謝の表れなのだということを忘れないでください。そして何より私たちはこのまちで生まれ、このまちに育てられてきました。まちの真ん中を日本一の河が流れ、その大河を囲むように町並みは形成され、それを山々が囲む雄大な自然を、今では当たり前のように感じてはいないでしょうか。今一度、生まれ育ったこのまちの素晴らしさに感謝し、そしてこのまちの「づくり」に携わる事が出来ることに感謝を忘れないで下さい。感謝の「伝え」こそが、私たちの活動の原点なのです。

【おわりに】
近年、全国的にはたくさんの団体の中のひとつに数えられるようになり「JCがある時代」から「JCもある時代」だと言われるようになりましたが、このまちにおいては「JCがある」のだと誇りをもっております。私たちは先人からの歴史を引き継ぎ、熱き心を受け継いで今に至ります。これはJCという団体だからこその事といえるでしょう。そして能動的に行動をおこすために「対話と議論」を重ね、自らのそしてこの団体の立つべき所をしっかりと見極めて活動をしてきたからこそ、時代にあった「JCがある」このまちで活動をし続けることができるのです。和を以つ同志が事業を通じ、いくつもの苦難を乗り越え、感動をともに分かち合う、その経過を辿ることで、お互いを認め合い、誇らしく感じ、感謝することで「人」に出会い、それが一生の宝へと形を変えていく。まずは自らのために一歩だけ前に進んでみましょう。それが変革の能動者たる所以です。今まで見えなかった何かが見えるはずです。何が成功で何が失敗なのかは、周りの皆が決めてくれます。小さくならずに胸を張ってしっかりと前を向いて。そして信念をもって私たちの手で変えられる何かを追い続けましょう。その何かを見つけるのは私たち自身なのです。恐れることは何もありません。ともに歩みましょう。未来は僕らの手の中にあります。

事業計画
・人財育成と活動の活性化のための12名以上の会員拡大
・人間力向上と自律するための取り組み
・倫理道徳に焦点を絞った「大人の背中」を確立するための事業と取り組み
・未来を担う子どもとともに歩む事業と取り組み
・市民とともに歩む事業と取り組み
・卒業生によるJC魂の伝え事業
・年間を通じての独善的ではないJCを語れるようになるための取り組み
・おもてなしの心を持った小千谷流ブロックゴルフ大会の企画・運営

まちの笑顔創造委員会

宮山 悟

委員長
宮山 悟

この小千谷をより豊かなまちにしていくには、私たち経済人はどのような活動をしていかなくてはならないのでしょうか。この団体は単年度制ではありますが2010年度から長期運動指針に沿ったまちづくり活動を行なっております。このまちの歴史・文化・産業などを学び、このまちのために活動している行政と各種団体の取り組みを知り、そして今、市民がこのまちに何を求めているのかを調査し、それに基づき私たちにしかできない活動をしていかなくてはならないと考えます。その為に、まずは私たちがこれらを理解した上で、活動していくことがより良いまちを築きあげる礎となるのだと確信します。
「まちづくりはひとづくり」ともあるように、まちを創造するのはそこに住む私たちです。そして、ひとは夢を持つことで輝きが増します。しかし近年、次世代を担う多くの若者が「夢を持てない」又は「夢がない」という時代です。この若者たちに、夢を描けるような「きっかけ」をつくり、若者たちが将来の自分の理想像を描けるように導くのが、私たちの役目なのではないかと考えます。
今年度、まちの笑顔創造委員会では、市民・地元企業・各種団体・行政と協力しあい、まちの魅力を発信することで、次世代を担う若者たちに少しでも「夢」について考える「きっかけ」を与え、それに向かい努力し行動をすることで、より希望に満ちた笑顔が創造出来るような「きっかけづくり活動」を展開してまいります。
最後になりますが、委員会メンバーと、「和して同ぜず」の精神で個々の意見を尊重しあい、一つの「和」をつくり、そして私たちの想いが?しでも多くのひとに伝えられるよう、精一杯努力して参りますので、ご指導ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

【事業計画(案)】
1.例会の企画・運営(4月)
2.市民とともに歩む事業と取り組み
3.おぢやまつりへの間接的参加
4.行政とともに歩む事業と取り組み
5.新入会員12名以上の拡大

対の轍委員会

小宮山 一博

委員長
小宮山 一博

〜「自律」〜
●自分ができることを、自ら考えて判断し行動すること。
●自分のことだけではなく、相手のことも考えて行動すること。
社団法人小千谷青年会議所では「明るい豊かな社会」を築くという理念のもと、地域やそこに住む人々とともに歩んできました。この先も組織として何をするべきなのか、何ができるのかを考え、行動していくことが重要であります。そして活動を実践するためには組織としての成長が必要です。
組織力の向上を考えるのならば、そこに活動する会員の人間力の向上が重要です。会員としての自覚を一人ひとりが持ち、自らが率先して行動を起こすことができる、互いを尊重し、感謝することができる、そんな自律性の高い人が必要とされていると感じます。まずは自らの行動を見つめ直し、組織との協調、会員同士の絆を深めることが更なる組織力の向上へと繋がり、魅力ある組織へと変革すると考えます。
本年度、「自らの変革はすべての変革をもたらす」との基本理念のもと、委員会名を並行して繋がる2つの車輪にたとえ「対の轍」と名付けました。自ら(一輪)の行動によって同志(もう一輪)に想いを伝え、互いが協力し合いながら共通の目的に向かって進む想いです。「対の轍」になるべく、自らの行動を見つめ直す事業、行動を展開し、会員一人ひとりの意識変革が組織の変革へと繋がる運動を発信していきます。一年間、委員会メンバーとともに精一杯努力して参ります。ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。

【事業計画(案)】
1. 例会の企画・運営(2月)
2. 公開例会の企画・運営(6月)
3. 人間力向上と自律するための取り組み
4. メンバーの和と絆を醸成する企画、運営
5. 新入会員12名以上の拡大

子どもたちへの伝え委員会

竹内 義朗

委員長
竹内 義朗

現在、インターネットやゲームの普及により、その媒体を通した無機質なコミュニケーションが生活の中心となりつつある中で、子どもたちの人と直接向かい合ってのコミュニケーション能力は低下の道を歩んでいると感じます。人と接する機会が希薄になり、人の温かみや厳しさを知らずに育った子どもたちに対し、学校・地域・家庭が一体となり、心とコミュニケーションの大切さを伝えることが必要なのではないでしょうか。
社団法人小千谷青年会議所では、青少年の健全育成を支援する目的として1986年よりわんぱく相撲小千谷場所を開催してまいりました。本大会も今年で26回目の開催となり、地域の皆様のご尽力もいただきながら、先人によって受け継がれてきた歴史ある教育事業の一つです。昨年は、参加人数が総勢200名を超える大会規模にまで成長いたしました。本年度、当委員会では、礼節・礼儀を大人から学ぶ機会が減ってしまっている子どもたちに対して、今一度原点に立ち返り、コミュニケーションの基本となる「挨拶」の重要さを伝えていくことを主眼として本大会を開催いたします。勝敗への拘りや体を鍛えることもさることながら、まずはしっかりと顔を上げ、前を向いて大きな声を出し、人に対して心を伝えること、そして心があってこその行いであることの大切さを学び取ってもらえるよう努めます。更に活動の中で、家族内での心の伝え合いの大切さにも焦点を当て、子どもが家族へ感謝の気持ちを伝えられるよう発展させて行きます。
多くの子どもたちに事業に参加していただき、子どもたち自身の学びと同様にこの地域を素晴らしい環境に育んでいくための一助になれば幸いと感じます。そして私たちも、子どもたちから大いに元気や感動を受け取り、自ら変革することによる自律した大人の姿を伝心し、共に叱咤激励しながらその未来を創造していけるよう努力邁進して行きます。

【事業計画(案)】
1. 例会の企画・運営(5月)
2. 公開例会の企画・運営(10月)
3. わんぱく相撲小千谷場所の企画・運営
4. わんぱく相撲県大会、全国大会の参画
5. 未来を担う子どもとともに歩む事業と取り組み
6. 新入会員12名以上の拡大

徳の道伝え委員会

黒﨑 慎一郎

委員長
黒﨑 慎一郎

兎角「最近の若者は…」と言われ、子どもたちの行動が問題視されている昨今、「いじめ」や「不登校」、「学級崩壊」など多くの事柄が社会問題となり、このまちの未来を担う子どもたちの将来にも、一抹の不安を抱かずにはいられません。しかし、それらの問題は子どもたちの行動だけが原因なのでしょうか。「子どもは大人を映す鏡である」という言葉があるように、純真無垢なままに吸収し、表現している子どもたちに問題があるとすれば、それは社会の問題であり、それを形成する大人に原因があると考える方が妥当ではないでしょうか。その上で、子どもたちの教育について考えるならば、まずは私たち大人が、自身の行動、言動を見つめなおすことが必要であります。
社団法人小千谷青年会議所では、この問題を共通認識とし、長期的計画性を持って取り組む課題として、2010年より教育事業長期運動指針に沿った活動を開始致しました。学校・地域・家庭教育に関わる大人が、子どもたちの抱える問題の本質に気付き、自信を持って見せられる「大人の背中」を確立することが重要であり、そのためにはまず、当事者同士が共に学び、意見交換を行える環境作りが必要です。
子どもたちに倫理、道徳を逸脱しないで欲しいと考えるならば、その手本、道標となる私たち大人が、しっかりとした倫理観、道徳観を持った「徳のある大人」となり、自らの「大人の背中」を通して、子どもたちに徳を伝えることが重要です。そして、この想いを常に強く持ち、長期的に伝えることで、子どもたちの明るい未来に向けた、太く力強い徳の道が築かれるものと信じています。
私たち委員会メンバーはこれを自覚し、率先して行動し、この地域、社会へと伝えるべく全力で取り組んで参ります。何卒ご指導ご鞭撻の程宜しくお願い致します。

【事業計画(案)】
1. 例会の企画・運営(7月)
2. 公開例会の企画・運営(9月)
3. 倫理道徳に焦点を絞った「大人の背中」を確立するための事業と取り組み
4. 新入会員12名以上の拡大