福島県南相馬市へのボランティア活動報告

7月4日~5日にかけて、友好JCである北海道は深川青年会議所のメンバーと共に、福島県南相馬市原町区でボランティア活動を行ってまいりました。

友好青年会議所の遠藤理事長率いる深川JCさんからの呼びかけもあり当青年会議所と2つの青年会議所合同にて、震災以来、お付き合いをさせていただいて、小千谷でのチャリティー東北物産展にもわざわざおいでくださった、田中理事長率いる南相馬市の原町JCさんのもとへ向かいました。

4日の日は現在の状況把握もかねて宮城県塩釜市から海沿いを南下し南相馬市へと向かいました。以前よりは撤去が進んだところもありましたが、まだまだガレキが散乱しており、集積場には山のようにガレキが収集されておりました。いまだ遠い復旧への道を感じましたが、一歩一歩前進している被災地の勇気と元気を感じました。

5日は朝から南相馬市原町区での活動でした。朝のうち台風のような天気で、外での活動は中止とのことで、津波によって流された写真等の清掃ボランティアを行いました。一枚一枚写真を清掃していると家族の思い出が溢れていて、記憶までも奪い去る震災、津波の悲惨さがまざまざと見て取れるようでした。

ボランティア活動後、原町JCさんと共に南相馬市役所へ向かい、深川JCさんがこれまで集められた義援金を村田副市長へお渡しいたしました。帰路へ向かう最後に原町JCさんの関場監事に20㎞立ち入り制限区域の境界線までご案内いただき、地震、津波、原発と3重苦の被害を受けている原発周辺地域の悲痛な状況を目の当たりにし、復興へ向けて前に進めない原発周辺地域のはがゆさを感じずにはいられませんでした。

一日も早い復旧、復興をいのりつつ、今後も少しずつでも息の永い支援活動をつづけてまいります。

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